2020年11月11日(水)の手紙

2020年11月11日(水)


『神よ 諸国の民があなたをほめたたえ 諸国の民がみな あなたをほめたたえますように。大地はその実りを産み出しました。神が 私たちの神が 私たちを祝福してくださいますように。』詩篇67篇5節~6節


このように神をほめたたえることは、大部分のクリスチャンが理解しているよりはるかに重要なことです。
「あなたがたの神、主をほめたたえよ」と繰り返し語られる命令の根底には理由があります。

神は、ほめたたえることによってご自分の子どもたちがどうなるかをご存じです。
ですから、一度だけではなく何度も何度もほめことばを口にするように、彼らに命じておられるのです。

もしも落胆させる言葉が敵に対して戸を開けてしまったとしても、賛美の言葉が戸を閉めて錠をかけてくれます。
それだけでなく、敵をはるか遠くに追い払ってくれるでしょう。

「暗闇の世界の支配者たち」にとって、神に信頼する子どもたちの賛美ほど嫌なものはなく、「賛美のいけにえ」ほど、神を真に讃えるものはありません。

神はご自分の民に、神をほめたたえるように命じられました。
「諸国の民がみな」それに従うまで、「大地はその実りを生み出しました」という状況は実現されません。

心理学的・生理学的観点から見ると、賛美の価値はほとんど測ることができないのです。
この命令に従う場合に霊的・精神的・身体的領域において実現される有益な結果を、すべてあげることなど不可能ですから。

もしもクリスチャンが絶えず神を賛美しはじめたら、どんな結果になるでしょうか。
間違いなく、地上のいたるところで大いなる救いが実現され、神の民の賛美のこだまが高く上っていくにつれて、御使いたちは天が澄み渡って光が満ちるのを目にし、神はほめたたえられることでしょう。

それでも平均的なクリスチャンは、たびたび繰り返される「あなたがたの神、主をほめたたえよ」という命令に文字どおり従うことを馬鹿げた狂信的なこととみなして、代わりに自分がそうしたいと思ったときにだけ主を賛美するようにしているのです。

メアリー・マクドノー


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