2019年8月28日(水)の手紙

2019年8月28日(水)


『神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。』ローマ人への手紙8章31節


祝福に満ちた神の約束のことばを常に会衆に語っている者は決して落胆することなどなく、悩むこともないと思われているかもしれません。
そう考えるあなたは大変な誤解をしています。

多くの人もそうです。
今も同じように悩み、落胆している人たちに対してどのようにして適切な勧めのことばを語るべきか、その方法については、おそらく一般的にはよく知られています。

私の手元にはなすべき仕事が山積しています。
しかし、これらは乏しい力の私にとってはあまりに大きすぎる重荷です。

そのため「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない」と言われている、この神の約束を信頼することなどできない、という思いにしばしば駆り立てられるのです。

どんな計画も、それが自分の考案であり、自分の名誉を求めた結果によるものと感じるときには、その計画が間違いなく失敗することに気づかされます。
しかし、神がその計画を私に無理に押しつけ、神の力によって動かされ、自分の力や、感情や意志によるものではないことがはっきりしている場合、どうして神が私を見捨てることなどあるでしょうか。

どんなに私が弱くても、神が嘘をつくことなどあるでしょうか。
厳しい戦いの中にあるとき、神がその戦いのために神のしもべを送ってくださらないとか、また、励ましをもって慰めてくださらないということがあるでしょうか。

ウリヤを戦いの最前線に出撃させ、死に追いやったのは神ではなく、ダビデ自身でした。
しかし、神は決してご自分のしもべを見捨てることはないのです。

兄弟姉妹たちよ、たとえあなたにできないことをせよ、と命じることがあっても、主はそれを成し遂げる力をも与えてくださいます。
たとえその苦難が増し加わり、重荷がさらに重くなるまで主がなおも前進を命じることがあっても、「あなたのかんぬき
は鉄と青銅。あなたの力が、生きるかぎり続くように」と言われるのです。

永遠なる神の力強い御腕を試み実証した、そして信頼した人たちの強力な霊の助けを受けて、あなたも前進しなければなりません。

「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない」と言われています。
災難、不幸とはいったい何でしょうか。
たとえ全世界があなたに敵対するとしても、サムソンが獅子を裂いたように、あなたは全世界を揺るがすことができるのです。

「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」
この約束をじっくり味わってください。
これこそ、この上なく美味なるご馳走なのです。

God Bless You!!


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