2019年8月27日(火)の手紙

2019年8月27日(火)


『神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。』ローマ人への手紙8章28節


神が一人一人についての計画を立てるとき、まず苦悩と悲しみを彼らに与え、 訓練することからすべてを始めます。

賢明な農夫は種を蒔く前にまず木を切り倒し、それから土地を耕すように、神は快楽と誇りという木を切り倒されます。
それは私たちの心が鋤で掘り起こされ、砕かれ、平らにされ、御言葉の良い種を受け入れる準備をすることができるためです。

時に嵐が人々を正気に返らせ、神に助けを求めるようにと彼らの良心を呼び覚ますことがあります。
また別のときには、深刻な仕事上の損失を受けることによって、金よりも長持ちする富、利益以上に信頼できる能力、また富以上に純粋で永続する慰めを求めざるを得なくなるような、むしろ喜ばしい悩みの種が私たちに与えられることがあるのです。

実際そう思いませんか。

しかし、たとえそのようなことが起こらなくても、聖霊の導きによって、私たちはしばしば喜んで自分の罪を認め、そして、完全な失望状態へと、また絶望的な自己嫌悪へと導かれるのです。

ですから、そのときには喜んで自分自身を神にゆだねなさい。
偶然に起こる苦難はありません。
どんなことも神の支配の力と全く関係なく起こるなどと信じてはなりません。
天の父の知恵によるご計画によらなければ、私たちの杯の中に一滴の苦味も注がれることはありません。

私たちは、あらゆることが神によって定められている、そのようなところに住んでいるのです。
逆境に襲われるとすれば、そこにはいつも神の目的が隠されています。
もしそれが神のある目的のためであるとすれば、そこから逃れることを願うべきでしょうか。

私たちには、「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを」知らされています。
このような祝福に満ちた確信を与えられているのです。

逆境は癒しの薬であって、死をもたらす毒ではありません。
つぶやくことなく、勇気をもってそれを飲み干し、救い主とともに、「わが父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。
しかし、わたしが望むようにではなく、あなたが望まれるままに、なさってください」と祈ってください。

God Bless You!!


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