2019年8月19日(月)の手紙

2019年8月19日(月)


『イエスは彼らに言われた。「子どもたちよ、食べる魚がありませんね。」彼らは答えた。「ありません。」』ヨハネの福音書21章5節


主は、私たちの生活にとって欠かすことのできない非常に小さな物にも深い関心をもっておられます。
主がこの世におられたとき、二度にわたる奇跡の業を用いて多くの人たちを養ってくださいました。

死んで、よみがえられた主は、今や栄光あふれるお体に包まれておられます。
それでも、神の民の飢えに気を配り、「子どもたちよ、食べる魚がありませんね」と問われたのです。
弟子たちが何も持っていないことに気づくと、主は、「さあ、朝の食事をしなさい」と言われました。

これらの御言葉は畏れ多くも主の唇から直接語られたものです。
これは、主が地上での日常的な必需品にも心を配っておられることを証明しています。

主であり、救い主である方は、このように神の民にとって日常的に必要な物にも格別に気を配っておられます。
たとえあなたに欠けているものがあっても、また困難な状況の中にあっても、勇気を失ってはなりません。

弟子たちに「さあ、朝の食事をしなさい」と言われた主は、必要なものを求めているのにあなたを無視し、忘れることはありません。

ですから、あなたは信仰を実践しなければなりません。
そうすれば、主はすぐにもご自分の力を示してくださいます。

たとえ友人を信頼するとしても、彼らにはあなたを助ける力がないかもしれません。
いわゆる名ばかりの友人は貧困に陥ってしまった友人に対しては冷淡な態度を示すことがあります。

しかし、もしあなたが主を信頼して見上げるならば、その祈りは何らかの方法で応えられます。
主が備えてくださるのです。

どのようにして主が炭に火を点けられたのか、あるいは火の上で焼かれている魚をどのようにして手に入れられたのか、私には説明ができません。
しかし、実際火があり、魚があったではありませんか。
主ご自身が備えてくださったのです。

「主に信頼し善を行え。地に住み誠実を養え。
主を自らの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる」のです。

「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください」と求めるようにと教えられた方が、空しいことばを口になさることはありません。

たとえ飢え死にするのではないかと思えるほど差し迫った状況の中に追い込まれようとも、主イエスはあなたを愛し、あわれんでくださっています。

助けを求めて主を見上げてください。
主はガリラヤ湖においてと同様に、今日もそうしてくださるのです。

God Bless You!!


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