2019年7月5日(金)の手紙

2019年7月5日(金)


『そこでイエスは彼らの目にさわって、「あなたがたの信仰のとおりになれ」と言われた。』マタイの福音書9章29節


「あなたがたの信仰のとおりになれ」。
これが神の国の規則です。

しかし、神は時にこの規則を飛び越えることがあります。
なぜなら、これが神の国の最小限の規則だからです。
私の信じている神は、私が求める何百倍以上のものを与えてくださる神です。

このことを何度も経験し、よく知っています。
少ししか与えない神など経験したことも聞いたこともないのです。

困難なことを抱えたときには、神に援助を求めなさい。
神が与えてくださることを信じて、求めなさい。
そして、求めたものは神が与えてくださると信じて求めなさい。

疑いや不信仰をもって神の霊を悲しませてはなりません。
もしそうであれば、それらの疑いと不信仰がその心の中で火の矢となり、あなたの力の源を奪ってしまうでしょう。

しかし、戦いがどれほど困難であっても、どれほど試練が厳しくても、主に喜ばれる信仰をもって主に求めなさい。
見えない御腕、全能の御腕にのみ信頼を置きなさい。
そして、信仰の学び舎にあって特待生となりなさい。
祈りと主をほめたたえることにおいて、優れた者となりなさい。

もし疑いつつ始めるなら、そのときささげる祈りは弱々しいものとなるでしょう。

信仰はアキレス健のようなものです。
それが切れると神と組討することなどとても不可能です。
しかし、私たちが強くて丈夫な健を持っているなら、祈りにおいて勝利を得ることができるのです。

ことばを用いて祈ることができない場合は、神の御前に出て、悲しみをそのままさらけ出しなさい。
ただ行ってあなたの心の内をそのまま神に示すのです。
神は何があなたの重荷になっているか、何があなたを苦しめているのかを見極めてくださいます。

そのとき、あなたは神による豊かな勇気を与えられ、勝利を与えられます。
神は雄弁なことばや美辞麗句によって心動かされることはありません。
しかし、神は真実の雄弁に対しては、また苦悩を真実の心をもって雄弁に語るときには、速やかに応えてくださるのです。

力を失ったとき、あるいはどうしたらよいかわからなくなったときには、ただ行って、神の足もとでその思いをさらけ出しなさい。
そして、こう祈りなさい。

「仰せのとおりです。私の目はただあなたに注がれています」と。

これは真実の祈りではない、とあなたは考えるかもしれません。
しかし、私の考えでは、これは最も力強い祈りの形式なのです。

ただ神の御前にあなたの問題を披瀝しなさい。
その悲しみ、必要なことをすべて神に差し出しなさい。
そして、言いなさい。

「仰せのとおりです」と。

God Bless You!!


a:119 t:1 y:0