2019年7月16日(火)
『イエスは再び二度日に離れて行って、「わが父よ。わたしが飲まなければこの杯が過ぎ去らないのであれば、あなたのみこころがなりますように」と祈られた。』マタイの福音書26章42筋
友よ、あなたには天の父がおられることを忘れてはなりません。
すべてが無になり、使い尽くされたとしても、それでもあなたには「わが父よ」と語りかけることのできる方がいるのです。
家族は亡くなっても、あなたの父なる神は生きておられます。
ちょうど渡り鳥が冬を避けて南に飛んで行くように、親しい友は私のところから去って行くかもしれません。
しかし、父なる神が常にあなたとともにおられます。
ですから、あなたは決して一人ではありません。
「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない」。
この力強い御言葉を堅く信じてください。
どのような不安と混乱の中にあっても、信頼できる知恵、真理、そして力をもっている父なる神があなたとともにおられるのです。
もしあなたの子どもたちに何か困ったことがあれば、あなたを訪ねて来ます。
疑問があれば、あなたに聞くでしょう。
だれかに虐待されているのであれば、あなたに訴えるでしょう。
指に棘があれば、それを抜いてもらうためにあなたのところにやって来ます。
どんなことであっても、子どもたちの悲しみはあなたにとって大きな関心事であり、あなたがそれらを見逃すことはありません。
そのことによって、子どもたちの生活が平安に営まれることになるからです。
そして、もし私たちが神の子らしく行動すれば、その歩みは平穏なものとなるでしょう。
主イエスに倣いなさい。
あのゲッセマネで「わが父よ」と祈られた主イエスのように祈りなさい。
これが盾や剣以上に有効な防御手段です。
主イエスの力の源泉は、力強い祈りによって父なる神に近づいたことにあったからです。
揺るぐことのない力強い信仰の力をもって、恵みの御座で、聖霊に導かれるまま祈る時があるはずです。
この衝動なしに、自分の思いを推し進めるべきではありません。
もし山をも動かすことのできるほどの強い信仰をもっているなら、ただ「あなたのみこころがなりますように」と言うだけで、自分の信仰を最も適切に示すことができるチャンスとなるのです。
祈りの扉は常に開かれています。
祈ることができない状況などありません。
ヨナのように、たとえ海の底にいるとしても、また海藻があなたの頭を包み、絡むことがあるとしても、それでも祈ることができるのです。
祈りは、どんな状況、どんな戦いの中にあっても活用することのできる、最も有効な武器なのです。
人の力に信頼するのではなくただひたすら主なる神を信頼しなさい。
God Bless You!!
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