2019年6月23日(日)
『そのかしらたちは賄賂を取ってさばき、祭司たちは代金を取って教え、預言者たちは金を取って占いをする。しかもなお、彼らは主を当てにして、「主は私たちの中におられるではないか。わざわいは私たちの上に及ばない」と言う。』ミカ書3章11節
時に強烈な甘味は強烈な苦味とともに見いだされることがあります。
私は神に自らをゆだねたとき、深い落胆の中でも素晴らしい喜びを経験しました。
主にあるこの安らぎの喜びをどのように表現すればよいのか、私には全くわかりません。
神にすべてをゆだねるときにのみ、魂は厳かな平安を見いだすことができるからです。
友よ、たとえあなたの境遇が落ちぶれ、心が沈むことがあっても、心から神に拠り頼むことができれば、すべてが良い方向へと向かいます。
主を疲れさせるのではないかなどと恐れる必要はありません。
むしろ、できるだけ多くのことを主に求めるようにしなさい。
主は「あなたの口を大きく開けよ。わたしがそれを満たそう」と言っておられるからです。
主に全幅の信頼を置きなさい。
心の一部だけを主にささげるようなことがあってはなりません。
今受けている試練だけを主にゆだねてもなりません。
あなたのすべてを主に任せなさい。
負っているその重荷のすべてを主に負っていただくのです。余分な重荷を自分で背負うことのないようにしなさい。
神は、ご自分に全幅の信頼を置いてくれる神の子たちを心から愛してくださいます。
雄牛の背から飛び立って、重荷を負わせたことを謝罪した優しい小さなユスリカについて書いているイソップの物語を知りませんか。
雄牛はユスリカが背中に乗っていたことには全く気がつかなかった、というのです。
神もそうなのです。
あなたの荷物など重荷ではないとおっしゃいます。
たとえ、あなたを悩ませる五十もの王国を与えられているとしても、だとえ、多くの国の政治の責任が任されているとしても、また、全世界のあらゆる事件を解決する重荷を負わされているとしても、それでも、最高の助言者である主なる神にすべてを心置きなくゆだねてよいのです。
そうすれば、あなたは喜んで自分の道を進んで行くことができるようになります。
心の頑なな兄弟姉妹たちよ、主にすべてをゆだねなさい。
主はあなたがたの中にはおられないのですか。
いいえ、間違いなくおられるのです。
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」と言われているではありませんか。
あなたがたの髪の毛までも一本残らず主によって数えられているのです。
God Bless You!!
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