2019年6月17日(月)の手紙

2019年6月17日(月)


『互いに押し合わず、それぞれ自分の大路を進む。投げ槍が降りかかっても、止まらない。』ヨエル書2章8節


キリスト者はしばしば、
「どうしてこのような重荷を背負わなければならないのか」
「どうして私だけが残され、悲しまなければならないのか」
「どうしてこのような窮地に陥れられているのか」
「どうして進む道を妨げる障害が置かれているのか」
などと、自分自身に問うことがあるはずです。

その答えがただちに与えられることはないかもしれません。
しかし、いずれはその解答が与えられることを忘れないでください。
そのときまで「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています」という信仰にしっかりととどまっていてください。

今受けている苦難があなたの繁栄を妨げることはありません。
むしろ、それは繁栄を推し進めるための原動力なのです。

あなたの損失がさらに大きな損失を引き起こすことはありません。
かえって、あなたの本来の豊かさが増し加えられるのです。

ですから前進してください。
というのは、あなたは無限の祝福を受けることになるからです。
どんな場合も義と謙虚な心を求めて進みなさい。
神はつむじ風の中をも進んでおられます。
そして、頭上に静かに浮かんでいる雲は神が歩まれた後に残された塵なのです。

私はそんなことを想像しています。
忍耐して、子どものような信頼の心をもって神に仕えなさい。
あなたが数々の試練をとんでもない混乱と思い違いをすることがあっても、自分の人生には秩序があることを知って驚く日が必ずやって来ます。

愛を見いだし、それを不親切と考え、あるいは、優しさが与えられ、それを厳格さと考え、そして、神の正しさを非難するほど自分の心が邪であったことがあったはずです。
しかし、後になって、そこにも神の深い知恵があったことを知って驚く時が来るのです。

みなさん、歴史の出来事は優れた指導者であられる主なる神のもとに、勝利を約束された軍団のように進んで行きます。
他の優れた方法で自分の歩みを秩序立てることができると考えてはなりません。

私たちが経験する幸い、病気、喜び、悲しみにはそれぞれ重要な役割が与えられています。
私たちは「互いに押し合わず、それぞれ自分の大路を進む」のです。

God Bless You!!


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