2019年6月12日(水)の手紙

2019年6月12日(水)


『ペルシアの国の君が二十一日間、私に対峙して立っていたが、そこに最高位の君の一人ミカエルが私を助けに来てくれた。私がペルシアの王たちのところに残されていたからだ。』ダニエル書10章13節


あなたは病気のため、あるいは耐えられないような試練のために失望してはいませんか。
そのようなときは、神がすでに何かを用意しておられることを忘れているからです。

「どこに友人を見いだすことができますか」
「だれが私を助けに来てくれるのですか」とあなたは問い、あるいは「どのようにしてこのジレンマから逃れることができますか」と問うている間にも、神はすでに問題を解決しておられるのです。

謎は解かれ、疑問が明らかにされます。
ところが、あなたは神の御手によってすでに解決されている問題について、不満を言っているにすぎないのです。

主なる神が信仰者たちに救いの手を差し伸べられると、その人たちは驚きます。
彼らの信仰があまりに小さいために、神がいつも単純な方法を用いて事柄を解決しておられることに驚くのです。

人々は「どうしてそのようなことが起こったのか。
なぜ私はそのことを考えつかなかったのか。
答えは身近にあったのに、どうしてわからなかったのか。

私は渇いていました。
それで、神に雨乞いをしたのです。
ところが、私のすぐそばに常に水のあふれる井戸があったのです」と言うのです。

もし困難に陥ったときには、たとえ神を直接見ることができなくても、神を信頼できるように、と祈り求めなさい。
御旨に従うことができるように、と神にお願いしてみてください。
神の御旨が魂を支配してくださるようにと祈りましょう。

そして、それが自分の意志となるようにとお願いしてください。
どんな境遇にも満足できるようになりたいものです。
なぜなら、これが真実の幸福への最善の土台であり、道だからです。

たとえ神がいつ助けてくださるのかわからないとしても、それは私たちが決定することのできない問題だと理解できるように祈り求めましょう。
神に知られているのであれば、それで十分なのです。

神は私たちを、与える側に置いたのではありません。
私たちを支配者にしようとしておられるのでもありません。
私たちは神に従うだけであって、神を支配しようなどと思ってはなりません。

ただ従うのであって、従わせることなどできないのです。

あなたの救いの時は近づいています。
たとえ遅れることがあっても、むしろそのことによってより豊かな祝福が与えられるのです。

船が海の航海で時間が長くかかるのは、多くの重い貨物を積んでいるからです。
しかも、その船は二倍に及ぶ祝福の貨物を運んでいるのです。

早く生長する草木はわずかの時間しか花や実を生じません。
おそらく、期待という地から芽を出すのに長い時間を要する神からの祝福は、あなたの人生全体の必要を満たすほどになるのです。

ですから、忍耐してその時を待ちましょう。

God Bless You!!


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