2019年6月1日(土)の手紙

2019年6月1日(土)


『主に信頼する者に祝福があるように。その人は主を頼みとする。』エレミヤ書17章7節


いにしえの聖徒たちが、どのようにして神にある慰めを見いだしたかについて知ることは大いに有益です。

つらい困難に遭ったとき、悩みが増し加わったとき、友人たちが失敗したとき、地上での慰めが消えたとき、そのようなときであっても、彼らは心から主なる神に信頼したのです。
主に対してのみです。

聖徒たちにとっては、神は現実の実体だったからです。
彼らは神を自らの避け所、また力、苦しむとき、困ったときの正真正銘の援助者として信頼しました。

私たちは聖徒たちから多くの貴重なことを学ぶことができます。
心と体が弱ったときには、主にすがり、そして、主を信頼しなさい。

使徒パウロは、「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい」と勧めています。
主が生きて働いておられることを感謝しましょう。
なぜなら「主よ、わが巌」だからです。

「主のように聖なる方はいません。
まことに、あなたのほかにはだれもいないのです。
私たちの神のような岩はありません」と言われているからです。

主はご自分に仕える者を助けてくださいます。

信仰者のみなさん、あなたの喜びの泉は決して乾くことはありません。
たとえ、ヨナの場合のように木が枯れることがあるとしても、神は生きておられます。

たとえ、ヨブの場合のように、あなたの財産が奪われるとしても、それでもあなたは、最も良いものである、神の栄光を所有しているではありませんか。

川は干上がっていますか。
大海には水があふれてはいませんか。
星は隠されていますか。
天の太陽は永遠の輝きの中で輝いているではありませんか。

あなたには不朽の富、破られることのない約束、そして、決して変わることのない保護者としての神が与えられ、生きて働いておられます。
あなたが不信の世界に住んでいるとしても、あなたは信頼に満ちた神の懐に抱かれているのです。

友人だけを最後のよりどころとしてはいけません。
彼らはせいぜい不十分な慰め手でしかありません。

「人間に信頼する者はのろわれよ。
肉なる者を自分の腕とし、心が主から離れている者は」と言われているからです。
それ以上に、絶対的な力をもっておられる神の御腕を信頼しなさい。

また、「主に信頼する者に祝福があるように。
その人は主を頼みとする。その人は、水のほとりに植えられた木。
流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく実を結ぶことをやめない」とも記されているからです。

God Bless You!!


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