2019年5月24日(金)の手紙

2019年5月24日(金)


『女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとえ女たちが忘れても、このわたしは、あなたを忘れない。』イザヤ書49章15節


「主よ いつまでですか。あなたは私を永久にお忘れになるのですか」とダビデは嘆きました。
しかし、神はあなたを忘れることなどできるのでしょうか。
全能者があなたを忘れることがあるでしょうか。

変わることのない愛をもっておられる方が、あなたを忘れることができるのでしょうか。
無限の真実をもっておられる方が、あなたを忘れることがあるでしょうか。

しかし、ダビデはそう思ったようです。
ひどい苦しみの中に閉じ込められている人であれば、ダビデのこの心境に同意できるかもしれません。

あなたはあわれみを求めましたが、見いだすことができませんでした。
神は自分を忘れてしまったと思うでしょう。
あなたは平安を求めましたが、見いだすことができませんでした。
神に忘れられたとあなたは判断します。

おそらくあなたは、神の御顔の光を豊かに注がれたとき、最も幸いでした。
しかし今は、不幸な者の中でも最も不幸な者となりました。

あなたはそう思っています。
それはあなたが神から離れてしぼったからです。
努力しますが、戻ることができません。
それで、神は自分のことなど忘れてしまったのだ、とあなたは考えるのです。

次々と面倒なことがあなたに襲いかかります。
嘆きの大波の中で息をすることさえできません。
失望の中で滅びるばかりだ、神は自分のことなど忘れてしまった、とあなたは邪推してしまいます。

表面的にはそう見えるかもしれません。
しかし、神があなたを忘れることなどあり得ないのです。

「女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。」
この御言葉に注目してください。

乳児は母の乳房から栄養を摂ります。
これがまさにあなたが今歩み、そして、実践していることです。

神は自分のことなど忘れてしまっているとあなたは思います。
しかし、神が日ごとに与えてくださるものによってあなたは今生かされているのです。
もし神が恵みと力とを与えなければ、あなたは生きることさえできないのです。

「女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。
自分の胎の子をあわれまないだろうか。
たとえ女たちが忘れても、このわたしは、あなたを忘れない」、この教えを忘れないようにしましょう。

「このわたしは、あなたを忘れない」と主は言っておられるからです。

神は常にあわれみ深い方です。
神は決してあなたを忘れることはないのです。

God Bless You!!


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