2019年5月21日(火)の手紙

2019年5月21日(火)


『あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。あなたがたが白髪になっても、わたしは背負う。わたしはそうしてきたのだ。わたしは運ぶ。背負って救い出す。』イザヤ書46章4節


私たちは愚かで、無力であるため、将来のことを今解決しようとしても不可能です。

どんな人も明日海の中を歩いて進みなさいなどと求められることはありません。
現在という時が人生のすべてです。
将来を迎えれば、そのときが現在となるからです。

時とは、現在という時の絶えることのない連続です。

しかし、あなたがたの中には老いが近づき、不安を感じている人がいるはずです。
高齢になったらどうしたらよいのでしょうか。
いずれ友人たちはこの世を去ります。
そして、自分を支えてくれる人はだれもいなくなります。
指が動かなくなり、額にしわが寄り、仕事がほとんどできなくなったら、どうしたらよいのでしょうか。

ああ!
しかし「主はまことにいつくしみ深い」方です。
このいつくしみは七十歳になっても、八十歳になっても与えられます。
あなたの求道者としての巡礼が続くかぎり、このいつくしみによって、あなたは九十歳になっても安全に主に背負っていただけるのです。

過日私は老人ホームにいる人たちを訪ねました。
ある人は何年もの間寝たきりの状態でした。
こんな状態で生きているよりは死んだほうがよいのではないか、とさえ思ったほどです。

しかし、私は間違っていました。
もし主イエス・キリストが柔らかい枕のようなベッドを作ってくださり、その傍らにともにいてくださるのであれば、養護施設には神の栄光が、そして、貧しさの中にも天国が存在するようになります。
養護施設の中にさえ、「その恵みはとこしえまで」存在することを教えられるのです。

「あなたがたが白髪になっても、わたしは背負う。
わたしはそうしてきたのだ。
わたしは運ぶ。背負って救い出す」。

これは力強い励ましの御言葉です。

老いの日を迎えようとしているあなた!
主を信頼しなさい。
恐れてはなりません。
主はあなたを失望に陥れたり、見捨てたりすることはなさいません。

God Bless You!!


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