2019年4月19日(金)の手紙

2019年4月19日(金)


『あなたは私が歩くのも伏すのも見守り、私の道のすべてを知り抜いておられます。』詩篇139篇3節


もし聖書から苦難を経験した人たちに起こったすべての出来事、悲しみを告白しているすべての詩篇、また苦しんでいる者へのすべての約束、悲しんでいる人たちに語られたすべてのことばを取り除いてしまうとすれば、聖書は実に小さなもの、内容の貧しい、単なる一冊の書物となってしまいます。

貧しい者、困窮の中にある人たちが偉大な王であられる神によって守られていることは明らかであり、また聖霊に満ちたペンが彼らの身に起こった出来事を記録するために、最も有効に用いられたこともまぎれもない事実です。

貧しさと病、そして、困窮状態の中で悲しんでいるあなた、主があなたの心を豊かに慰めてくださるようにと祈ります。
神のことばである聖書を読み、そこに記されている歴史を知るとき、あなたの人生にこれから起こることも見えてきます。

そして神は、聖書に記されている愛と同じ大いなる栄光を、あなたの歩みの中にも示してくださいます。
あなたの歩みは日々主によって導かれているからです。

新約聖書によれば、主イエスは漁師や農民たちの中で生活し、貧しい者をご自分の弟子として召されました。
「しかし神は、知恵ある者を恥じ入らせるために、この世の愚かな者を選び、強い者を恥じ入らせるために、この世の弱い者を選ばれました。
有るものを無いものとするために、この世の取るに足りない者や見下されている者、すなわち無に等しい者を神は選ばれたのです」と言われているとおりです。

あなたのことが天に記録されるとき、あなたが貧しい者、蔑まれている者、悲しむ者とともに歩んだことは大いに価値あるものとして評価されることでしょう。
というのは、そのときあなたは主の威厳をさらに大いなるものとするからです。

聖霊の導きによって祈りつつ、落胆し意気消沈した聖徒たちを祝福し、励ましたいと願い、私はこれらのことを伝えています。

God Bless You!!


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