2019年4月14日(日)の手紙

2019年4月14日(日)


『苦しみにあったことは 私にとって幸せでした。それにより 私はあなたのおきてを学びました。』詩篇119篇71節


豊かな才能と知恵に恵まれた神のしもベによる教えと働き以上に優れたものはありません。
彼らはその優れた賜物を用いることによって、神に喜ばれる聖なる働きを実践できるからです。

あなたは祝福された教師、つまり「苦悩氏」の下で学ばなければなりません。
この人の学校に入学を許されることは大きな特権です。
というのは、ここでの学びは非常に有益だからです。

その弟子の一人は「苦しみにあう前には 私は迷い出ていました。しかし今はあなたのみことばを守ります。
…苦しみにあったことは私にとって幸せでした。
それにより 私はあなたのおきてを学びました」と告白しています。

私たちは苦難の中でこそ、最も素晴らしい神からの慰めを受けることができるのです。
多くの試みを受けた神のしもべたちのために、主イエスは祝福の口づけを用意しておられます。

しかし、試練を受けることのない人たちにはこの恵みが与えられないことを私は知らされています。
イザヤは「主は羊飼いのように、その群れを飼い、御腕に子羊を引き寄せ、懐に抱き、乳を飲ませる羊を優しく導く」と言います。

私は従順な子羊になり、神の思いに沿って歩みたいと願っています。
神は子羊を優しく抱かれるからです。
時に痛みや弱さを感ずることは有益です。
それによって、私たちは柔和な羊飼いからさらに優しい導きを受けることができるからです。

ラザフォード牧師は、主イエスによって苦難の穴倉に自分が閉じ込められたとき、主がそこに上質のワインを蓄えてくださっていたことに気づいたと述べています。
彼はそれを探し求め、ついにワイン瓶を発見し、それを飲み干し、安堵したというのです。

もしそのようなところにあなたが押し込められることがあれば、主キリストがその苦難の穴倉に隠し、蓄えておられる豊かな慰めのワインを見つけ出してください。
天上において与えられる喜びは地上で受けた試練のゆえにより甘美なものとなるのです。

甘美なる苦難よ、
このことを通して、
救い主が
私たちに近づいてくださいます。

主キリストは想像すらできないほど尊い方です。
そして、次に尊いものは主の十字架です。
刺し貫かれた手のひらの傷がその明らかな証拠にほかなりません。

God Bless You!!


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