2019年3月6日(水)の手紙

2019年3月6日(水)


『私の悩みと労苦を見て、私のすべての罪を赦してください。』詩篇25篇18節


私はだれにも引けを取らなぃほどの悩みと労苦を経験しました。
また挫折についても、人並み以上によく知っているつもりです。
それでも、私にとって主を拝することは、祝福に満ちた主に対する奉仕なのです。

主キリストへの信仰は、私の心を喜びで満たしてくれます。

たとえ、私が主キリスト・イエスへの信仰を捨てることを強要されても、私は自分の立場を健康や、富、高い地位と交換するつもりは全くありません。
キリスト者であることは、何ものにも代えられない最高の祝福だからです。

あるとき、私は教会員である一人の姉妹を訪ねました。
彼女はかなり健康を損ねており、死が近づいていました。
残念ながら幸いな時をともに過ごすことはできませんでした。
彼女はあまり話すことができなかったからです。

しかし、ただ口にしたことは信仰の喜びでした。
彼女はほとんど天国に入っていた状態であり、そして、天国が彼女の中にすでに存在していたかのようでした。

そのとき、彼女は小さな声で「私は祝福の地、天国に近づいています。間もなく息を引き取り、痛みを感ずることもなくなるでしょう。
そして主イエスのおられるところに行くことでしょう」と口にしました。

彼女は、あたかも夕食のために我が家に帰ることについて話しているかのように、死ぬことと、天国に行くことについていかにも楽しげに話したのでした。

亡くなる前、彼女はあたかも川を渡って向こう岸に行くかのように、そのときを過ごしていたのです。
まさにそこに行く途中にあると語り、また、水の中を歩いているのだ、と言いました。

意識のある間は「私は向こう岸に近づいています。だんだん浅瀬になってきました。
今、堤に上るところです。主イエスが私を迎えにおいでになっています。
天国の音楽が聞こえてきました」とも言いました。

彼女の魂に届いた素晴らしい神秘的な音楽によって、その心は感激の時を迎えているかのように見えました。
そして「天の人々が賛美しているのが聞こえます。
主イエスがおいでになるとき、主を待たせることがないようにしてください。
私を立ち止まらせないでください。速やかに天国へと導いてください」と最後の力を振り絞るかのように、喜びの声をもって語ったのです。

私にとって、主の民が天国に旅立とうとする姿を目の当たりにすることほど、喜ばしいことはありません。
彼らが天国へと旅立ってしまうのは、確かに悲しいことです。
この地上にとどまってほしいからです。
しかし、神がこのことを通して愛と希望を私たちに与え、その証拠をはっきりと示してくださるゆえに、神に感謝したいのです。

God Bless You!!


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