2019年3月21日(木)の手紙

2019年3月21日(木)


『わがたましいよ、なぜ おまえはうなだれているのか。私のうちで思い乱れているのか。』詩篇42篇5節


あなたが神の御言葉を深く思うことができれば、あなたの悲しみはたちまち和らげられます。

ヨブが「私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。
主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな」と告白したとき、ヨブが実践したのは実はこのことだったのです。

族長ヨブは深く瞑想するために、この御言葉の中に少なくとも四つの主題を見いだし、そこから豊かな慰めを与えられています。

ヨブを手本にしてください。
ただ静かに座って「私は慰められるであろう」と言うだけでなく、深く瞑想し、益となるテーマを探し出してください。

偉大で間違いのない、そして疑いの余地など生ずることのない真理をしっかりととらえてください。
そのとき、あなたは豊かな慰めを受けることになるからです。

ダビデがあたかも自分を他人であるかのように自らに語りかけた、次の御言葉「わがたましいよ、なぜおまえはうなだれているのか。
私のうちで思い乱れているのか。
神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを」を思い起こしてください。

ここでは二人のダビデが存在し、互いに語り合い、慰め合っています。
私たちも常に自分の中のもう一人の自分と良き友人になり、互いに語り合うべきです。
そして、深い悲しみの中にあっても自分で自分を慰めなければなりません。

このことを学び取るとき、あなたは他の人を慰める術を身につけるでしょう。

God Bless You!!


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