2019年3月17日(日)の手紙

2019年3月17日(日)


『主よ、私を見捨てないでください。わが神よ、私から遠く離れないでください。』詩篇38篇21節


私たちは試みや試練の中で、神が私たちを見捨てることがないようにと祈ります。
確かに、このような祈りは常にささげなければならない祈りです。
人生の歩みにおいて、神の支えが不必要なときなどひと時もないからです。

希望に満ちたときも失望したときも、仲間とともにいるときも、孤独や誘惑の中に置かれているときも、「主よ、私を見捨てないでください」、「私を支えてください。そうすれば私は救われ…」と祈らなければなりません。

歩き方を覚えようとする幼児は、母親の手を借りなければなりません。
船長不在の船は規定のコースから外れ、大海を漂うことになります。
私たちは絶えず天からの助けがなければ生きていくことはできないのです。

ですから、「私を見捨てないでください」と祈ってください。
父なる神よ、あなたの子を見捨てないでください。
さもないと私は敵の手に捕らわれてしまうでしょう。

羊飼いよ、あなたの子羊を見捨てないでください。
さもないと群れから離れ、さ迷うとこになるでしょう。

偉大なる葡萄園の主人よ、葡萄畑を離れないでください。
さもないと葡萄は枯れ、死んでしまいます。

今も、そしてどんなときも「主よ、私を見捨てないでください」と祈りましょう。
喜びに心奪われ、自分を見失うことがないように、私をしっかり守ってください。
悲しみのときも私を見捨てないでください。
私があなたにつぶやくことのないためです。

悔い改めのときも私を見捨てないでください。
赦しの望みを見失い、絶望に陥ることのないためです。

信仰を強くもっているときも私を見捨てないでください。
私の信仰が傲慢に膨れ上がらないためです。

私を見捨てないでください。
あなたなしには私は弱く、あなたによってのみ強くなれるからです。
私を見捨てないでください。
私が進み行く道は危険と罠に満ちています。

どんな場合も私はあなたの導きが必要なのです。

雌鶏はひな鳥を見捨てることがありません。
あなたの羽で私を覆い、その翼の下で私を守ってください。
「どうか、私から遠く離れないでください。苦しみが近くにあり、助ける者がいないのです」。
「見放さないでください。見捨てないでください。私の救いの神よ」。

私たちもこう祈りましょう。アーメン。

God Bless You!!


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