2019年12月8日(日)の手紙

2019年12月8日(日)


『あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあって永速の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみの後で回復させ、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。』ペテロの手紙第一5章10節


よく知られている復活に関する聖句の中で、使徒パウロは私たちの体を「卑しいもので蒔かれ」と言い、そして、「栄光あるものによみがえらされ」と付け加えます。

さらに、ピリピ人への手紙3章21節で、主が再び来られるときに「キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます」と言っています。

このひ弱で、もろく、病に罹りやすい体にとって、何という喜ばしい変化でしょうか!
霊魂にとっては扱いにくい肉体であっても、天における霊なる魂にとって最もふさわしく適合したものに変えられます。

しかし、霊魂はこの世のものではない何かを、地上のものとは全く無関係のものを必要とし、そして、地上的な卑しい体と血、骨とは完全に違った真の命に満ちたものを必要としているのです。

そうです、肉体は変えられなければならないのです。

では、どのように変えられるのでしょうか。
それは真の完全性に向かって発達し、成長するのです。
極端に背の低い人は普通の身長となり、目が見えない人は天においては見えるようになります。
足の不自由な人は足を引きずることはなくなります。
耳が聞こえない人は聞くことができるようになり、口のきけない人は神を賛美できるようになります。

天国には何らの精神的、肉体的欠陥を携えて行くことはありません。
そこでは、まぶたの痛みも、膝の弱さも、目が見えないこともないのです。

「そこに住む者は『私は病気だ』とは言わず、そこに住む民の咎は除かれる」と言われているからです。

私たちは天においては、いかなる種類の苦しみも受けることのない完全な体を与えられます。
そこでは、心臓の病、鬱病、足の痛み、無気力な魂も私たちを悩ますことはありません。
あらゆる種類の災いから完全に解放されるのです。

私たちの体は永遠に死ぬことのないものとなります。
復活した体は朽ちることも、ましてや死ぬこともなくなるのです。

永遠の栄光の中には墓もありません。
主にあって死ぬ者は幸いなのです。
なぜなら、彼らの体は二度と死も腐敗も経験することのないものとしてよみがえらされるからです。

よみがえった体にはこの世のものとは全く違った大いなる力と栄光が与えられます。

「卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらされ」るのです。
なんと希望に満ちた御言葉ではないでしょうか。

God Bless You!!


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