2019年12月7日(土)の手紙

2019年12月7日(土)


『あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです』ペテロの手紙第5章7節


「あなたは私を最も深い穴に置かれました。
暗い所に 深い淵に。
あなたの憤りが私の上にとどまり あなたのすべての波で あなたは私を苦しめておられます」と言われているように、
主はつらい、厳しい時も与える方です。

しかし、主はまた幸いな時も与える方です。

元気を与えてくれる太陽も、寒気を与える霜もすべて主のものです。
深い静けさも恐ろしい竜巻も主のものです。

第二原因をことさらに力説することは愚かなことです。
世の人々は「もし、 …であったとすれば、あのこと、そのことは起こらなかったであろう」と言います。

もしあのこと、そのことが起こっていれば、事態はもっと違っていたであろう、などとなぜ考えるのですか。
愚かなことです。

自分の苦悩を不幸な出来事のせいにしたり、自分の悲しみはだれかの間違いのせい、失敗も他の人のせい、あるいは自分が不快な気分になったのはすべて敵のせいだと思っているかぎり、私は俗なる者であり、自分自身の歯を砂利で砕くことになるでしょう。

しかし、私が神に向かって立ち上がると、そこには忙しく立ち回る神の御手が目に入ります。
こうして、私は冷静になり、不満を言うのをやめるようになります。

そして「私は黙し 口を開きません。
あなたがそうなさったからです」と告白できるようになるのです。

ダビデは神の御手にすべてをゆだねることを選びました。
キリスト者は神の御手の中にあって歩めば安全であり、全く幸いであることを理解できるようになります。

人に対して不満をもつことは愚かなことです。
神に祈ることによって助けと慰めが与えられるのです。

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。
神があなたがたのことを心配してくださるからです」と言われているとおりです。

日々背負っている重荷が元々は神から与えられているものであることを認めるとき、この御言葉は容易に実践できる適切で有益な教訓となります。

God Bless You!!


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