2019年12月1日(日)の手紙

2019年12月1日(日)


『あなたがたは、主がいつくしみ深い方であることを、確かに味わいました。』ペテロの手紙第一2章3節


あなたがたの中に深い悲しみのために失望し、物事が順調に進まず、仕事もうまくいかず、そのうえ健康を損ない、愛する者も病に伏せっている、そのような状況の中にいる人はいませんか。

悲しみ悩むのは当然のことです。
このような漆黒の闇に遭遇することがあれば、だれもが神を貶めようとする思いに誘惑され、取り囲まれている苦難のゆえに神を非難し、その結果、事態はますます悪化し、罪と悲しみが増し加わっていくことになるでしよう。

そして、あなたはすぐに絶望し、「希望はない。私は網に囚われ、逃げる道はない」と言い、誤った救済法を試そうとします。
サタンは最善策を示していると見せかけながら、誠意のひとかけらも感じられない、不純で、いい加減な進路を示唆するのです。

しかし、主なる神はより賢明な進路が確かに存在する、とあなたにはっきりと語っておられます。
ですから、主なる神を目指して進んでください。
神があなたの叫びに耳を傾けるとき、いつくしみ深いお方はあなたに向き合ってくださいます。

あなたが現在受けている試練の中に、すでに救済の御手が隠されているのです。
無限の神の知恵が与えられているなら、あなたはそれを理解することができるはずです。

無限の力をもつ神が、その知恵を用いてあなたを助けようと用意しておられることを忘れないでください。
神はその苦しみを取り除くことができるだけでなく、あなたが恐れている出来事の発生を防ぐことさえできる方なのです。

あるいは、もし神が鞭を与えることが適当であると判断なされば、それに耐えることができる力をあなたに与え、永遠の幸いに向けることができる方です。

ですから「主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない」ことを確信しなさい。

あなたにはしばらくの間、失望を与えるような試練が必要なのです。
主が苛酷な怒りを携えてあなたを訪ねることはありません。
というのは、厳しさの中にも優しさがあるからです。

あなたの力、慰め、究極の救いは、これが真実であることを認めることから生み出されます。
ですから、神にすべてをゆだねなさい。
苦難の中にいるときも神を信頼しなさい。
そうすれば、あなたは救いを手に入れることができるのです。

God Bless You!!


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