2019年11月2日(土)の手紙

2019年11月2日(土)


『第二のものを立てるために、初めのものを廃止されるのです。』ヘブル人への手紙10章9節


主なる神はあなたがたの家族から、すでに何人もの人たちを奪っています。

愛する子どもたちは今や栄光の中に神とともにいます。
父も母も逝ってしまいました。
また、夫も、妻も、兄弟も、姉妹もです。

しかし、親しくしている何人かはまだ家にとどまっています。
あるいは、あなたはたった一人残されているかもしれません。
あなたは残り少なくなってきた若い時の友人たちを指折り数えます。

神は確かに「初めのもの」を奪い、そして、廃止しようとしておられます。

しかし、幸いにも神が第二のものを立てようとしておられることを忘れないでください。
天国に入るとき、あなたは真珠で被われた門の中で新参者となることはありません。

かつて地上で知り合い、愛した人たち、また天国で出会い、愛することになる人たちがそこに多くいるからです。
そして、彼らはその門であなたと出会い、父なる神の前で喜びをともにすることでしょう。

ある人は「ああ!悲しいことに、私は家族のすべてを失いました。私はひとりになり、孤独です」と言います。

もしあなたが主の聖徒であれば、次の使徒パウロの教え、「こういうわけで、私は膝をかがめて、天と地にあるすべての家族の、『家族』という呼び名の元である御父の前に祈ります」を思い出してください。

神は第一の家族を廃止されましたが、第二の家族を作ってくださいました。
しかも、その家族のメンバーは以前よりはるかに数が多く、そして、栄光に満ちあふれた人たちです。

「神は孤独な者を家に住まわせ 捕らわれ人を歓喜の歌声とともに導き出される」。
これこそ、神があなたのためになさったことです。

神は第二のより尊い、より深い絆を作るために、あなたにとって第一であった家族関係の絆、第一の結びつきである兄弟、姉妹の絆を廃止されたのです。
そして、神は血の結びつきを解消されました。

それはあなたがより良い霊的な関わりをもつことができるためです。

主イエスが「だれでも天におられるわたしの父のみこころを行うなら、その人こそわたしの兄弟、姉妹、母なのです」と言われたのは、このことでした。

今、私たちは地上の聖徒たちと天の神の王座の前にいる聖徒たちのことを語っています。
つまり「このような人が、わたしの兄弟、姉妹、父、母である」と言われるのです。

「第二のものを立てるために、初めのものを廃止されるのです」。

God Bless You!!


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