2019年10月30日(水)
『ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。』ヘブル人への手紙4章16節
ここには厳しい試練に直面した場合の四つの慰めが記されています。
1
あなたが背負っている十字架には呪いの要素は全くありません。
それは多くの悲しみと同じほど重いものかもしれませんが、しかし、そこには呪いの欠片さえ見いだすことはできません。
「『主はその愛する者を訓練し、受け入れるすべての子に、むちを加えられるのだから。』
訓練として耐え忍びなさい。
神はあなたがたを子として扱っておられるのです。
父が訓練しない子がいるでしょうか」と言われているからです。
悲しみを与える愛の神は、鍛えるときも、愛するときも同じようにあわれみに満ちておられるのです。
2
あなたの試練は神の知恵と愛によって与えられています。
山をてんびんで量り、丘を秤で量る方があなたの悩みを量ってくださいます。
しかし、神の無限の知恵が決定する以上の穀物を収穫することはできません。
悪魔があなたのほうに密かに向かうかもしれません。
しかし、悪魔はすでに敗北した敵であることを忘れないでください。
あなたが受ける苦しみのすべては、神の知恵の指示によるものであり、神の愛によって定められているのです。
3
あなたが十字架を背負うとき、神は健康な者には決して与えることのない特別の慰めを分けてくださいます。
暗い洞窟の中であっても、熟練した鉱夫たちはダイヤモンドを探し出すことができます。
苦しみがあなたの魂を祝福に導くことを忘れることがなければ、苦しみを恐れる必要はありません。
ナイチンゲールは夜の間だけ鳴きます。
悩みの中にあるときだけ心に深く響く約束があるのです。
天国の高級ワインは苦悩と言われる貯蔵庫の中に蓄えられています。
多くの人があなたに背を向けるときこそ、主キリストのお顔をはっきりと見ることができる機会となるのです。
4
試練はかえってあなたを神に近づけます。
しかし、信仰が揺らぎ、ごく日常的なことを神にゆだねることができないときがあるはずです。
マルタのように多くのことに心奪われることがあります。
しかし、主イエスは、「わたしのところに来なさい、そして、わたしを信じなさい」と言われます。
同じように「ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか」と言われています。
God Bless You!!
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