2019年10月24日(木)の手紙

2019年10月24日(木)


『私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。』テモテへの手紙第二4章7節


私の願いは、死を迎えるときまでに自分の仕事が完成されることであり、また自分の死に何らかの意味があり、建物の笠石として残されることです。
もしそうできるのであれば、私の人生の働きを完全にするために、必要なものはほかに何もいりません。

あなたの場合はどうですか。
もしすぐにでもあなたの命が終わるとしたらどうしますか。
あなたの人生は完成に近づいていますか。
それとも、真ん中が折れている柱のような状態になってはいませんか。

死をただ突然の困惑と慌ただしさの中で迎えなければならないような人生にはしないでください。
ある人たちはそのような状態の中でこの世を去って行きます。
彼らは「火の中をくぐるようにして助かります」と言われる恵みをもつことはほとんどありません。

真実のキリスト者は、常に死に対する備えをもって歩みます。
花婿がすぐにやって来ることを知っており、ランプの油を切らさないようにと備えます。
これがキリスト者の生き方であり、死の迎え方です。

聖霊の力によって、いつ死の天使を迎えてもよい状態に整えられているのであれば、死は複雑な問題となることはありません。

何らの心の備えもなく、未熟な果実が木からもぎ取られるように、不本意のまま世を去ることは悲しいことです。
熟していないリンゴが木にしっかりと結びついているように、多くの人も自分の富にしがみつくのが常です。

彼らがあまりに地上のことに執着しているため、世の力から引き離すために大きな力が必要です。
しかし、熟した果実は軽く枝に付着しているだけです。
ほんの少し手を触れるだけでその果実を収穫できます。
あたかも収穫されるのを待っているかのように、簡単に、そして豊かに収穫されるのです。

神はあなたを世に属する者として造られたのではありません。
神はこの世にある物に心を奪われることを決して喜ばれません。

ですから、あなたの死が不自然なもの、恐怖に満ちたものとならないようにと私は願っています。

God Bless You!!


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