2019年1月24日(木)の手紙

2019年1月24日(木)


『主は、弱い者をちりから起こし、貧しい者をあくたから引き上げ、高貴な者とともに座らせ、彼らに栄光の座を継がせます。まことに、地の柱は主のもの。その上に主は世界を据えられました。』サムエル記第一2章8節


危険あるいは悲嘆に遭遇したとき、神に安らぎを見いだせることはキリスト者の特権です。

手術を受けないと、病と体の衰弱がさらに進行するかもしれず、しかもかなり長い期間寝たきりになる可能性がある、と医師に宣告された場合、良くなる見込みはないのではと思ったり、あせったりしてはなりません。

さらには、完治しないのでは、などと悲観してもいけません。
あなたのために十字架上で刺し貫かれた主の御腕が支えてくださること(これこそあなたの特権です)を信じなさい。

あなたの救いを勝ち取るために、命を捨てられた方の愛に自らをゆだねなさい。
最悪の事態にあっても、聖霊によって与えられる心の安らぎは、何ものにも勝る素晴らしい恵みなのです。

殉教者たちは火あぶり刑のときにも賛美の歌をささげ、苦しみの中にあっても喜びを表すことを忘れませんでした。
殉教者たちが幽閉された英国フラムにあるボナー(メアリー女王時代に新教徒を弾圧した人物)の石炭貯蔵庫は、冬の夜を過ごすにはあまりに過酷な場所でした。

しかし、それでも殉教者たちはそこで力強い賛美をささげたのです!
しかもそれは、この地上で最も素晴らしい賛美だったと言われているほどです。

ボナーは、「そんな騒音を出す者には、屈辱を味わわせてやれ」と言ったと伝えられています。
しかし殉教者たちは、「もしあなたが私たちと同じように神からの喜びに満たされたなら、賛美という同様の素晴らしい騒音を出したでしょう」とボナーに返答したと伝えられています。

あなたも神を信じているなら、危険や困難にあっても平安を得ることでしょう。
神の御手の内、そこはこの地上のどこにも見いだせない最も安全な場所なのです。

広大な空には、数えきれないほどの星が見られます。
そこには宇宙そのものが存在しています。
星が落下することはめったにありません。
なぜなら、星を支えている地の柱が神の御手によって支えられているからです。

もし私たちが神の御手の内にあるなら、すべてのものが安らいでいるその場所にいることになります。
家に帰った私たちは幸せを感じることでしょう。
私たちは無価値な被造物からは無縁な者とされ、創造者の豊かな遺産を受け継ぐ者とされています。

ですから愛する友よ、そこに行きなさい。
急いで行きなさい。
その瞬間から、あなたは神の御手の内に生きることになるのです。

God Bless You!!


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