2018年9月23日(日)の手紙

2018年9月23日(日)


『また、悪霊どもも、「あなたこそ神の子です」と大声で叫びながら、多くの人から出て行った。イエスは、悪霊どもをしかって、ものを言うのをお許しにならなかった。彼らはイエスがキリストであることを知っていたからである』ルカの福音書4章41節


単純に考えるならば、イエスは、不信者や、反対者、無神論者、罪人たちと戦っておられると見えるでしょう。

が、それは大きな錯覚です。

確かに神の御子イエスは戦いに強い方ですが、主は決して人間に対してではなく、いつも人間のために戦われるのです。

主は、悪霊に屈している人々のために戦われます。
偽り、姦淫、争い、病気、金銭欲のせいで、進んでサタンの奴隷となった人々のために、戦ってくださいます。

主は…、ここをしっかりと把握すべきですが…、ほかでもない、私たちのために戦ってくださるのです。

神の御子が人となってベツレヘムに生まれたのは、この私たちのためです。
ゲッセマネの園において、大きな悩みの中で格闘されたのは、この私たちのためです。
ゴルゴタの丘で十字架についてくださったのは、この私たちのためです。
死からよみがえられたのは、この私たちのためです。
聖霊を世に遣わしてくださったのも、この私たちのためです。

きょうのみことばは、目に見えない領域を扱っているので、わかりにくい箇所です。
が、次のことは明白です。
イエスが私たちのために戦っておられるのは、私たちを暗やみの力から解放し、私たちが生ける神の自由の子どもとなるためです。

このことについては、私たちは全くの受身なのでしょうか。
いいえ。
イエスのもとに来たのは、この人たち自身でもあるのです。
彼らは自分を主の前に差し出し、そして主に向かって叫んだのです。
そういうことならば、私たちにもできます。

主よ。
私たちは、あなただけがお与えになることのできる自由を慕い求めます。アーメン

God Bless You!!


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