2018年9月22日(土)の手紙

2018年9月22日(土)


『みなイエスをほめ、その口から出て来る恵みのことばに驚いた。そしてまた、「この人は、ヨセフの子ではないか」と彼らは言った。』ルカの福音書4章22節


心臓病の人は、天候の急変がからだに一番良くないことを知っています。

ところであなたは、この世と永遠とにわたる私たちの全生涯に、危険この上もない天候の急変というものがあるのを知っていますか。

そのような急変について、こんな事が起こりました。
イエスが、若い日を過ごされたナザレに来られた時のことです。
彼のことは大評判になりました。
名もなき青年が一躍有名になったとあれば、安息日の会堂が超満員になっても不思議ではありません。
だれもがイエスの話を聞こうと集まってきたのです。

さて主は実に堂々と語られました。
「わたしが遣わされたのは、傷ついた心をいやすため、捕らわれ人には解放を、告げるため」。
群衆は身じろぎもせずに聞き入り、だれもが、悩みと、罪と、悪霊のとりこである自分を思いました。

さてしかし、そんな解放が本当にあるだろうか。
この男が本当に、失われた者の救い主なのだろうか。

多くの人たちが、あと一歩でイエスを信じるところでした。
が、その時、説教の真っ最中に、疑いが頭をもたげたのです。
「これはどういうことなのだ。
私たちはこの男をよく知っている。
大工ヨセフの子ではないか。だまされてはいけない」。

心の天候の、なんという急変でしょうか。

今日でも、全く同じことが起こります。
人は聖霊の働きによってイエスのみそば近くにまで引き寄せられはしますが、突然、古い性質が抵抗を始めるのです。

「私は断じてイエスのものになりたくはない。
絶対にいやだ」。
こうして心はまさに永遠のいのちの門を前にして、回れ右をしてしまうのです。

主よ。
私たちにあらゆる障害を突破させ、完全にあなたのものとならせてください。アーメン

God Bless You!!


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