2018年9月15日(土)の手紙

2018年9月15日(土)


『まことに、石は石垣から叫び、梁は家からこれに答える。』ハバクク書2章11節


聖書はなんと興味の尽きない本でしょうか。
この世は人間の耳に聞こえない騒音に溢れていて、それが神にははっきりと聞こえるのだ、と聖書は言います。

石が叫ぶ。
石が叫ぶのを聞いた人がいますか。
神は、預言者ハバククによると、不正な者たちが建てた家々の石の叫びをお聞きになっています。
今日も人々は多くの建物を造りますが、叫ぶ石や、溜息をつくコンクリートがあるのでしょうか。

聖書は、多くの不思議な声を知っています。
ヨブは、「私の土地が私に向かって叫び、そのうねが共に泣くことがあるなら」と言いました。

叫ぶ土地、泣くうね…。
「そうだ。暴利と搾取が地を汚すとき、神はその声を聞かれるのだ」とヨブは言うのです。

数々の暗黙の事実が、私たちに不利な証言をすることもあります。
不正のお札の詰まった財布は叫ぶのです。
偽りの行為が、神の前に私たちを訴えるのです。

なんと多くの物言わぬあれこれが叫ぶことでしょうか。
借りっ放しの本。
不潔な品々の部屋。

また、以前に流された血も叫びます。
神はカインに対して、「あなたの弟(アベル)の血が、わたしに叫んでいる」と言われました。

これらの叫びを鎮めるただひとつのもの。
それは、ゴルゴダで流されたイエス・キリストの血です。
その血は絶えず、私たちに恵みを与えるために叫びます。
なんという、すばらしい叫びでしょうか。

主よ。
私たちをみ光の中に置き、あなたにある恵みを見いださせてください。アーメン

God Bless You!!


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