2018年7月8日(日)の手紙

2018年7月8日(日)


『みだらなことをしてきた自分の心と目に従って歩まないようにするため…。』民数記15章39節


ここに極めて現代的なひとつの問いへの答えを見いだします。

今日の問いとは、私はだれの影響を受けるべきか、どういう人物、また、どういう勢力によって自分を確立すべきか、という問いです。

多くの人々にとっては、それはさほど深刻な問題ではありません。
単純に多数決に頼り、時代の風潮に身をゆだねる。
それが最も安易な生き方だからです。

しかし気高い心、独立独歩の人、思慮深い人は悟ります。
「この道を行けば、内的破滅に陥る。
良心は死に果てて、思考は停滞し、鈍感で惨めな存在になる」のだと。

そこで彼らは別の道を選んで言います。
「個性を発揮しよう。
自発的な心にのみ従え。
開かれた目で自分の道を探せ」。

それはまたなんと偉いことでしょうか。
しかしながら、これに対して神は決然たる態度で臨まれます。

注目すべきことには、数千年も昔に神の民に対して語られたひとつのみことば、それが今でも現実的な意味を持っているのです。

神は何と言われますか。
ご自分の喜びとされない私たちの付和雷同の歩みには、触れることさえなさいません。

神はここで、気高い人、思慮深い人たちに向かって、「わたしはあなたがたのやり方に対して警告する。
自分の心と目に従って歩んではならない」と言われるのです。

驚くべきことです。
では、ほかに第三の道があるのでしょうか。

あります。
神の栄光を求めて生きる道です。
イエスによって救われ、神の聖霊によって築かれ、確立される生き方です。
聖書はある箇でこれを、「神の栄光をほめたたえる」生涯だと言い表しています。

主よ。
私たちを群衆から、また私たち自身から引き離してください。
私たちの主となり、私たちの生涯の決定者となってください。アーメン

God Bless You!!


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