2018年7月11日(水)の手紙

2018年7月11日(水)


『あなたの神、主の前に礼拝しなければならない。あなたの神、主が… 与えられたすべての恵みを… 喜びなさい。』申命記26章10節~11節


神がわざわざ、こんなことを人に命じなければならないとは…。

しかし実際に私たちはそのような者たちです。
神が与えてくださったものを喜ばずに、なお不足ばかりを思うのです。

民謡の歌詞にあるとおり、「持てば持つほど欲しくなる。
欲望は黙らない」のです。

仕事のことや心配ごとを神に訴えないので、神は大きな忍耐をもって私たちをがまんし、数々の賜物をもって恵んでくださいます。
それでもなお私たちは、「主が与えられたすべての恵みを喜ぶ」ようにはならないのです。

いつか、だれかが、旧約聖書は暗くて、そこにあるのは陰気な神だ、と言うのを聞いて、私は吹き出しました。

こう答えるほかありません。
「暗いのは私たちであり、闇に包まれているのは私たちの心です。
しかし神は、溢れる心で感謝し喜ぶ人々を、好まれます」。

きょうのみことばでは「神が私たちに与えられたすべての恵み」が語られています。
自分を正しくかえりみれば、神がいかに多くの恵みをくださったかがわかります。

しかし神の最大の恵みは、ひとり子イエス・キリストです。
ただに御子を与えたばかりか、神は私たちのために御子を十字架に見捨ててしまわれたのです。

私たちが御子を通して、罪の赦し、神との平和、聖霊、いのち、祝福を得るためでした。
この恵みを知る者は、神を慕い、主を心から喜ぶ者となります。

私たちの内なる目がしばしば閉じていること、それ自体、まさしくひとつの痛みです。
喜び歌いうるときに悩み、そして慰めを受けうるときに泣くのです。

主よ。
私たちの目を、主の数々の恵み、憐みに向けて、開かせてください。アーメン

God Bless You!!


a:152 t:1 y:0