2018年5月21日(月)の手紙

2018年5月21日(月)


『すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり…』使徒の働き2章2節


麦の刈り入れのこの時期には、なんという大暴風が地域一帯に吹き荒れることでしょうか。
その風は頑丈なプラタナスの木までも根こそぎにします。

しかしながら、聖霊の暴風に比べれば、この大風もたわいのない微風にすぎません。

ここ数十年、世界には嵐が吹きすさんでいます。
古い秩序は崩壊し、政権交代はめまぐるしく繰り返されます。

しかし、あのペンテコステの日に聖霊降臨を告知した「激しい風」に比べれば、これらのイデオロギーの嵐は何ほどのものでしょう。

神の聖霊はどんな嵐よりも強いのです。
聖霊は人々の内面を捕らえられるからです。
聖霊は人々を古い習慣から引き抜かれます。
罪の性質から、自己満足の偽りの土壌から…。

力ある聖霊の風は、古い土地から私たちを引き抜き、亻エス・キリストの救いの土地に植え替えてくださいます。
そうすれば、イエスが成長の栄養素となられます。
そして、人は聖霊によって歩むようになります。
心は日ごとに、「わが根ざす大地は、キリストとその血…」と告白するのです。

このような圧倒的な変革を、まるで知ろうとしない人々が多くいます。
しかもキリスト信仰を捨てるわけでもなく、生まれながらの自分にとどまるのです。
彼らは、古き人にキリスト教の砂糖をまぶすだけです。
そこからは何も生まれません。

「血肉のからだは神の国を相続できません」と聖書は語り、イエスご自身も「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」と言われました。

それゆえ、聖霊の風を私たちの生活に吹き込ませましょう。

主よ。
御霊の働きに対して、私たちは心を開きます。アーメン

God Bless You!!


a:157 t:1 y:0