2018年5月1日(火)の手紙

2018年5月1日(火)


『そこで、祭司たちは民の長老たちとともに集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、こう言った。「夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った」と言うのだ。そこで、彼らは金をもらって…。』マタイによる福音書28章12節~15節


兵士たちが受け取った金は、途方もない額でした。
「手軽な金儲けだ。
どっちみち俺たちには関係のないことを、少しごまかしさえすればよいのだから」。

彼らには、自分たちが滅びを買い取ったとは思いもよらないことでした。

弟子たちは至る所で「イエスはよみがえった」と知らせます。
当局によって禁じられても、知らせは広がる一方でした。
そしてエルサレムではついに迫害が始まります。

が、逃げ延びた人たちは、国中に知らせをばらまきました。
そして復活の主はパウロの目をも開きました。

そのパウロが「イエスはよみがえった」との知らせをローマまで運びます。
イエスは時の話題となりました。

あの兵士たちは幾たびとなく呼び止められ、君たちが墓の番をしたのだろう。
本当はどうだったのだ」と尋ねられます。
その度に彼らは笑って言ったでしょう。
「ああイエスか。もちろん、死んだよ」。

が、唇はこわばります。
本当のことを知っていたからです。

自分の認識と良心とに反して生きなければならない人生、それは地獄です。
私はある人が言ったことばを忘れることができません。

私は聖書をすべて信じている。
が、社会的な立場上、それを公に告白することはできない」。
そうやってずっと生きていくのですか。

イエスが生きておられると信じたのであれば、私たちも主のものとなって、主のうちに見いだしたことを恐れずに語ろうではありませんか。

この兵士たちに比べて、弟子たちの姿はなんと対照的なものでしょうか。
彼らは迫害にもめげず、真理を告白したのです。

主よ。
「我らに真理を告白せしめよ。
喜びと自由、与えられしゆえに」。アーメン

God Bless You!!


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