2018年4月3日(火)の手紙

2018年4月2日(火)


『主の使いが天から降りて来て、石をわきへころがして、その上にすわった…。』マタイによる福音書28章2節


この岩をご覧なさい。
これが主イエスの墓穴をふさぎました。
あたかも巨大な憎しみのこぶしが墓を握りしめたかのようでした。

墓石の正面には、ローマ総督の封印が光っています。
まるでその岩は、「この私が、イエスの墓の完全封鎖を最高権威から委任されたのだ」と威張って言うかのようです。

こうして岩はイエスに対する敵意の記念碑となりました。
それはまた、「この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった」というみことばの解説でもあります。

そして今、私たちは主の復活の朝に、この同じ岩を見ることができます。
「(御使は)石をわきへころがして、その上にすわった」。

なぜ座ったのでしょうか。

疲れていたからではありません。
ひとつの事実をはっきりさせるためでした。
すなわちイエスを拒絶するしるしでもあったこの岩が、今では、よみがえった方に奉仕していることを示すためでした。

そして、この岩は説教壇となって、そこから最初に復活の福音が宣ベ伝えられることになりました。
口がきけるならば、岩は叫んだことでしょう。
「私は驚くべき変化を見たのだ。
私は今まで神の御子の敵対者側に仕えていた。
しかし今では御子に仕えることができる」。

この岩は多くのキリスト者の肖像でもあります。
使徒パウロ、彼もイエスに敵対する岩のような存在でした。
が、やがて彼はよみがえった方に仕える者となります。

また使徒ペテロ。
彼は十字架の前夜、突き飛ばして「あんな男は知らない」と言い切ったのです。
が、53日後には、彼は主イエスの強力な証人となっていました。

イエスは十字架に死んで、よみがえられました。
それは、私たちもまたこの変化を経験するためです。

主よ。
私たちの悪い意志を砕き、あなたの御力のうちに捕らえてください。アーメン

God Bless You!!


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