2018年10月22日(月)の手紙

2018年10月22日(月)


『「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか」と言った。ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と言った。』使徒行伝16章30節~31節


「お前は神を信じないのか」。
ある若者が父親にこう尋ねられました。

「神を否定するわけではないよ。
否定するなんて、愚かなことだ。
でも、ぼくはまだ神に会ったこともないし、神はぼくに対して関心を持っておられない」。

数週間後に、神はこの若者にお会いになりました。
彼はある恐ろしい経験をし、そこで、生ける神の現実の御手を思い知ったのでした。

イエスはこの神について、「たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい」と言っておられます。

そこで若者は恐れおののいて「救われるためには、何をしなければならないか」と尋ねました(訳者注=著者の若い日の経験)。

全く同じことが二千年前の、ピリピの看守にも起こったのでした。
聖書は私たちに不思議な光景を示します。

すさんだ陰気な牢獄の廊下。
看守は茫然として、使徒パウロとシラスの前に立っています。
彼は今、二人を牢屋から連れ出したところです。
そして彼は待ち切れずに、「救われるためには、何をしなければ…」と切り出したのです。

私たちならば何と答えたでしょうか。
が、パウロは一瞬もためらわないで、打てば響くように答えました。
「主イエスを信じなさい」。

おそらく多くの人々は考えるでしょう。
こんなときには、まず洗礼や悔い改めや教会について話すべきではないか。

ところがパウロはそれらを全部あと回しにします。
先に本題を持って来るべきだからです。

本題は主イエスです。
福音の中心は主イエスです。
イエスだけが人を救うことができます。
イエスだけが、人を神の御怒りとさばきから救うことができるのです。

主イエスよ。
あなたこそが、私たちの最も大切な宝となりますよう。アーメン

God Bless You!!


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