2017年5月10日(水)の手紙

2017年5月10日(水)


『そして、あなたのすることはすべて、言葉によるとわざによるとを問わず、いっさい主イエスの名によってなし、彼によって父なる神に感謝しなさい。』コロサイ人への手紙3章17節


17世紀の修道士で、修道院の調理係だったブラザー・ローレンスの生き方から、神に意識的に心を向けることについて多くを学ぶことができる。

彼は、料理や靴の修理など日常の雑事をこなしている中でさえ、一日の節目の時々に、神に心をささげることができると述べて、その実践的方法を示している。

彼によれば、人の霊性の深さは、何かをする方法ではなく、それをする動機によって決まると言う。
つまり、普段自分のためにすることを神のためにすると、霊性が深められるという。

ブラザー・ローレンスに対する賞賛には、次のようなものがある。
「あの素晴らしい修道士は、いたるところに神を見ていました。
靴の修理をしている時でも、祈っている時と同じほどに神を見ていたのです。
…彼が見ていたのは仕事ではなく、神でした。
彼は自分に合わない仕事であればあるほど、より大きな愛をもってそれを神にささげるのだと知っていました。」

自分の意に沿わない仕事を頼まれた時、嫌な仕事に取り組む時、神と神の栄光を見つめるように努めてやっていこう。
努力すれば、どんなに嫌な仕事でもやり遂げることができる。
そして、神へのささげものとして、その仕事を差し出すことができる。
大切なことは、それをする動機だ。

God Bless You!!

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