2017年4月27日(木)の手紙

2017年4月27日(木)


『あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。』エペソ人への手紙2章8節~9節


ドイツのバイエルン地方にダッハウという美しい町があるけれど、その名に身震いする人も少なくない。
ここは、悪名高いナチスの強制収容所のあるところで、その跡地に建てられた博物館には、第二次世界大戦の歴史をたずねて多くの人が訪れるそうだ。

鉄の正門に掲げられている文章を、見逃すことはないだろう。
「労働があなたを自由にする」とあるけれど、これこそ残酷な嘘だった。
死の収容所に入ろうとしている人達に、偽りの希望を与えていたのだ。

善いことをしたり、善い人になろうと努力していれば、天国に行けると思っている人がたくさんいるけれど、これもまた偽りの希望だ。

神が完全と言われる基準は、まったく罪のない人生だ。
私達は、どんなに頑張ったところで、この基準をクリアすることはできない。

だけど、罪のないお方が私達の代わりに犠牲になってくださったので、私達も義人としていただける。
聖書は、語っている。
「神はわたしたちの罪のために、罪を知らないかたを罪とされた。
それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためなのである。」

永遠のいのちは、神の恵みの賜物として与えられた。
私達の善い行いに対する報いではない。

サタンに欺かれて、善い行いによって救われるという希望を持たないようにしよう。
これは、偽りだ。
イエスの十字架の贖いによってのみ、本当の自由が与えられるのだ。

God Bless You!!

a:194 t:1 y:0