2017年4月22日(土)の手紙

2017年4月22日(土)


『なぜなら、一つのからだにたくさんの肢体があるが、それらの肢体がみな同じ働きをしてはいないように、』ローマ人への手紙12章4節


一度、考えてみて欲しい。

爪の手入れをしている時、右手が可哀そうに思ったことはないだろうか。
ほとんどの仕事をするのは右手なのに、綺麗にしてもらえるのは左手だ。

右手は左手の爪を綺麗にするけれど、左手はうまく動かないので、十分なお返しをしてあげることができない。
それで、右手の爪は、いつも少しギザギザしている。
右手の方がずっと上手に仕事をするけれど、綺麗にしてもらって賞賛されるのは左手の方だ。

もっと大切なことを考えた。
それは、教会のこと。

教会には、仕事のできる人がたくさんいるけれど、この人達は自分ではなく他の人を素晴らしく見せている。
この人達は、力を尽くして奉仕しているけれど、自分自身はあまり注目されない。
というのは、その人達の奉仕は、別の人達を良く見せるからだ。

良い奉仕をしながらも、大して感謝されないのは、不公平な気がする。
だけど、しもべの心を持っている信仰者は、そのようには考えない。
彼らは、まず他人のことを考える。
人が見ていなくても、神が見ていてくださることを知っている。
そして、人には気付かれなくても、神が報いてくださることを知っている。

私達が一生懸命した奉仕の実を、他の人が刈り取っているように見える時がある。
喜び、喜ぼう。
神は、キリストが見えるように陰で働いている人に、必ず報いてくださるから。

God Bless You!!

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