2017年2月4日(土)の手紙

2017年2月4日(土)


『怒ることがあっても、罪を犯してはならない。憤ったままで、日が暮れるようであってはならない。』エペソ人への手紙4章26節


怒りは、穏やかに過ごしている時も、何かのきっかけで爆発する。
気持ちに何かが触れて、大きな警報音を鳴らすのだ。
周囲の静けさは勿論、私達の内なる平和までが、否定的な感情の爆発によって破壊され中断される。

怒りは、時として適切なものだ。
それによって、私達の目を世の中の不正や不平等に向けさせて、それを是正する行動につながることもあるからだ。

だけど、ほとんどの場合、怒りは自分本位の表れだ。
自分の権利が侵されたり、自分の期待が裏切られたりすると燃え上がる。

重要なことは、いずれの場合にしても、警報が鳴っている理由を理解して、人として恥じないように対処することだ。
怒りを点検せずに放置するのは、よくない。

詩篇の作者は、「あなたがたは怒っても、罪を犯してはならない。
床の上で静かに自分の心に語りなさい」と言っている。

放置されたままの怒りほど、危険なものはないのだから。

God Bless You!!

a:191 t:1 y:0