2017年12月31日(日)の手紙

2017年12月31日(日)

『主よ、あなたはみわざをもってわたしを楽しませられました。わたしはあなたのみ手のわざを喜び歌います。』詩篇92篇4節


神の御手の跡は、バックミラーに映るように見える、と思ったことはないだろうか。

なぜこの家に住んでいるのか。
あの人やこの人、あれやこれやの状況が、私たちの人生に入って来たり、出て行ったりしたのはなぜか。
困難や痛みを体験したのは、あの場所に行ったのは、あの仕事が与えられたのはなぜか。
人生を振り返って考えると、それらの理由が分かることがある。

神の「御手のわざ」によって、私たちの人生の旅路がどのように管理されてきたかを顧みるなら、神の愛と知恵によってまさに導かれてきたのだと、かなりはっきり分かる。
とは言っても、完全にではない。
それは天国に行ってからのお楽しみだ。

神は、本当によく私たちを助け、導き、管理してくださった。
私たちも詩篇の作者と同じようにうれしくなる。
心の中で、喜びの声を上げたくなる。

だけど、この先の人生を考えるなら、すべてを見通せるわけではない。
明日への道は曲がりくねり、霧がかかり、恐ろしくて、たじろいでしまうこともあるだろう。

来年を迎える前に一度立ち止まって、今年の一年が映ったバックミラーをのぞいて見よう。
そして、「わたしは決してあなたを離れず、あなたを捨てない」とは、神が本気で語られた御言葉なのだと、喜びとともに再確認しよう。
そうすれば、私たちは「主は私の助け手です。私は恐れません」と大胆に宣言することができる。

さあ、神の臨在と助けの約束を胸に、堂々と自信満々で2018年に踏み出そう。
過去に神の導きを経験していれば、それが未来への確信につながるのだから。

God Bless You!!

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