2017年12月28日(木)の手紙

『喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。』ローマ人への手紙12章15節


心の底から泣くすべを知らない人は、笑うすべも知らないのかも知れない。

パウロは、泣いたり笑ったりする人生を送ろうと呼びかけているけれど、それは私たちに向けたチャレンジでもある。
「喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。」
彼は自分たちの外にも目を向け、他の人の必要に目を留めるようにと語っている。

力ある主は、ご自身の御心を他の人たちの内に、またその人たちを通しても、成そうと願っておられる。
だから、もし私たちが自分の勝利を喜ぶだけならば、神の力を喜び賛美する素晴らしいチャンスを逃してしまったのだ。

また、もし私たちが自分の失敗や損失だけしか悲しまないなら、私たちは、痛んでいる人たちに寄り添って共に悲しむチャンスを逸したのだ。

人生は、喜びと悲しみ、また勝利と敗北という両極端の体験に満ち溢れている。
だけど、私たちは人々の人生に関わって、神の恵みが現れる現場に立ち会う特権をいただいている。
その特別なチャンスを逃さない者になりたい。

God Bless You!!