2017年12月25日(月)の手紙

2017年12月25日(月)

『わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな。』ヨハネによる福音書14章27節


ベツレヘムの外で羊の番をしていた羊飼いたちに約束した平和は、どうなったのだろう。
過去2千年間、世界が平和だったことはほとんどない。
戦争は、多くの人々の生命を相も変わらず奪っているし、家庭内での惨事が後を絶たず、離婚率は高くなる一方で、教会の一致も難しい。

私たちのわがままでいらいらした心にとって、平和は幻想的な夢のよう。
あの約束された平和はどこにいったのだろう。

だけど考えてみれば、世界の平和に必要なものはすべて、すでに与えられていると気づく。
例えば、イエスは平和の基本原則を教えてくださった。
自分を愛するように隣人を愛することだ。
また「わたしの平安をあなたがたに与える」と約束された。
あなたの右の頬を打つ者には、左の頬も向けてやりなさい。
1マイル行けと強いる人がいるなら、その人と共に2マイル行きなさい。
罪を赦しなさい。
欲張らないようにしなさい。
お互いの弱さを受容し合いなさい。
互いに仕え、主が私たちを愛してくださるように、あなたがたもお互いを愛しなさい。
イエスはこのようなことを教えられた。

平和の責任の大半は、私たちにある。
パウロもそう考えていた。
それで、「自分に関する限り、すべての人々と平和を保ちなさい」 と語ったのだろう。

今年のクリスマス、世界に平和を贈ろう。
私たちが、平和の君の姿を映すように生きていくことで、そうしよう。

God Bless You!!

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