2017年11月26日(日)の手紙

2017年11月26日(日)

『しかしわたしはあなたのいつくしみに信頼し、わたしの心はあなたの救を喜びます。』詩篇13篇5節


ある状況を指して、それが良いのか悪いのか、本当にわかるのだろうか。

例えば、家族旅行に出発しようとした日、車が故障してしまった。
修理工場に持って行くと、整備士が言った。
「出発する前で良かったですよ。
出かけていたら、途中で火事になっていたかもしれません。」

予定変更は面倒なので、これは「悪い」ことだろうか。
それとも、神の守りに感謝して「良い」とするのだろうか。

または、あなたにとって全く意味のないことに、子どもが関心を持つかも知れない。
あなたは、子どもが高校では運動部に入って競技してくれることを願っていたけれど、本人は、吹奏楽部に入ってオーボエを吹きたいと言い出した。
あなたは、いらいらするかも知れない。

だけど。彼女には音楽の才能が隠れていたようで、結局、奨学金をもらって音楽を続けることになった。
あなたの夢は叶わなかったのだ。
これは「悪い」ことか。
それとも、神が親の予期しない方法で子どもを導いてくださったのだから、「良い」ことか。

神の働きが見えにくいことがある。
神の神秘は、私たちの目に常に明らかではない。
また、人生の旅路は、しばしば制御不能になり、遠回りをさせられる。
たぶん、神がより良い道を示そうとされているのだろう。

「悪い」と見えることからでも必ず益を得るためには、神を信頼しなければならない。
そうすれば、すべては賛美に変わるだろう。
私たちの人生に何が起こるかはコントロールできないけれど、できごとに対する私たちの姿勢はコントロールできるんじゃないだろうか。

God Bless You!!

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