2017年11月25日(土)の手紙

2017年11月25日(土)

『神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。』ローマ人への手紙8章28節


神に仕えている人は、暗黙の内に「契約信仰」に生きていることがある。
つまり、神に時間と労力をささげているので、見返りとして、特別な祝福を得る資格があると思うのだ。

だけど、ヨブのような人生を生きる人もいる。
牧会に失敗し、妻をがんで亡くし、飲酒運転の事故の巻き添えになって自分も息子も怪我をする。
だけど、神と人生をごっちゃにしてはいけない。

トラブルに見舞われて疑いが沸き起こる時、ローマ人への手紙8章を開く人は多いだろう。
パウロは問うている。
「私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。
患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですですか」と。

パウロはこの一文で、自分の宣教を要約している。
彼は、福音のために苦難に耐えた。
これらは苦しいことであり、それ自体は少しも良くないものだった。
しかし彼には、これらが必ず神によって用いられ、神の良き御旨を成就させると、信仰によって信じていた。

彼は、やがて勝利する慈愛深い神を、苦難の向こうに見ることを学んだ。
そして「私たちの主、キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません」と述べている。

このような信仰を持つなら、強くなれる。
人生が思うようにいかなくても、落ち込むことはない。
「あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださいます。」(ピリピ人への手紙1章6節

God Bless You!!

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