2017年10月8日(日)の手紙

2017年10月8日(日)

『それから彼の家で、食事の席についておられたときのことである。多くの取税人や罪人たちも、イエスや弟子たちと共にその席に着いていた。こんな人たちが大ぜいいて、イエスに従ってきたのである。』マルコによる福音書2章15節


ドイツのとある繁華街に駐車していた伝道バスに、悪さをしようと若者が近づいてきた。
バスでは、宣教師たちがキリストを伝えるきっかけをつかもうと、飲み物とお菓子を出していた。

そこに、どくろ模様のバンダナをつけたふたりが、ちょっかいを出そうとやって来た。
だけどこの宣教師たちの対応は、彼らの予想に反していた。

宣教師たちはふたりを温かく迎え、普通に話をしたので、彼らは驚いた。
そして、何やかやと話をしているうちに、福音を聞くことになった。
ひとりはその日に、もうひとりは翌日にイエスを信じた。

このふたりと彼らに福音を伝えた宣教師たちは、文化的には別々のところにいた。
若者たちはドイツ人、宣教師たちはアメリカ人だった。
また、若者たちは、どくろに代表される暗闇と死の文化に身を置いていたけれど、宣教師たちは光を輝かせていた。

ところが、両者の文化の溝は、お菓子と相手を裁かない愛によって埋められたのだ。

自分のまわりを見てみよう。
私たちは、どうすれば垣根の向こう側の文化にいる人たちに、その垣根を越えて、無条件の確かな愛を示すことができるのだろう。
どうすれば、イエスの愛は限定的でないことを知らせることができるのだろう。

私たち自身から、垣根を越えていこう。
キリストを別の文化の人々に届けよう。
自分たちとは全然違う文化に生きる人たちにも、手を差し出そう。

God Bless You!!

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