2017年10月30日(月)の手紙

2017年10月30日(月)

『自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。』マタイによる福音書5章44節


ある青年の証言。
バイブル・カレッジに入った頃、大胆にイエスのことを語り始めた。
この新しい習慣のせいで、人間関係に摩擦が起こったのは言うまでもない。

だけど、それがハッキリしたのは、高校時代の友達同士で集まった時だった。
個人伝道をした若い女性は、「この人、私がどこで永遠を過ごすのかを心配してくれているんですって!」と笑った。
私の信仰を知っていた友人は、冗談めかして「古い荒削りの十字架に万歳三唱!」と言った。
私は彼に卑しめられ、拒絶されたような気がした。

だけどその晩、私は言いようのない愛に包まれた。
「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」という主の教えが思い出され、キリストの十字架を嘲った彼のために祈った。
私は「彼を救ってください」と涙ながらに主に願った。

それから約一年後、彼から話したいことがあると書かれた手紙を受け取った。
そして再会すると、自分の罪深さを悔いて泣きながらイエス・キリストを自らの人生の救い主として受け入れたと話してくれた。
驚いたことに、彼はその後宣教師となってブラジルに赴いたそうだ。

私はこの経験から、福音に反対されたなら祈ることが一番だと学んだ。
私たちの信仰の批評や批判をする人は、身近にいる。
だけどその人たちは、今日あなたの祈を必要としている。
人々は、私たちのメッセージを嘲ることはできても、私たちの祈りに対しては無力なのだから。

God Bless You!!

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