2017年10月22日(日)の手紙

2017年10月22日(日)

『そして、御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。』ヤコブの手紙1章22節


私たちの知り合いには、庭づくりが趣味だという人がいる。
多くの友人も、庭づくりをしている。
私たちは、美しい庭を見て回るのが大好きだ。
そうすると、元気がもらえるから。
美しい庭を見ると、自分もきれいな庭をつくりたくなる。

だけど、この素晴らしい思いつきは、実現しない。
なぜなら、私たちは庭づくりに時間や労力を割かないからだ。
それで、私たちの家には、美しい庭は実現しない。

このことは、私たちの霊的生活にもあてはまる。
人の証を聞くと、感動する。
その人の人生に働かれた神のすばらしい御業を知るからだ。
すばらしい賛美やメッセージを聞いて恵まれ、もっと熱心に神に従いたいと思うかもしれない。

だけど、教会堂から一歩外に出ると、日常の忙しさにまぎれて流されてしまう。
神に近づくために、時間や労力を費やすことを忘れてしまう。

ヤコブはそのようなクリスチャンを、鏡に映る自分の姿を見るが悪い点を直そうとしない人たちのようだと言い表している。
彼らの御言葉を聞きはするが、実行しようとはしない。
ヤコブは、聞くだけではなく実行しなさいと語っている。
行動する時に、私たちの人生は動き出す。

他の人の良い行いについて聞くだけだった人が、実際に良い行いをする人に変わるとき、美しい庭ができる。
それは、人の庭ではなく自分の庭だ。
その庭では、私たちの心に植えられた御言葉によって、霊の実が結ばれる。

God Bless You!!


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