2017年10月18日(水)の手紙

2017年10月18日(水)

『主は彼に言われた、「あなたの手にあるそれは何か」。彼は言った、「つえです」。』出エジプト記4章2節


チャンスを逃したときにひどく落ち込んだり、将来のことを心配したりする傾向があるなら、自分にこう質問してみよう。
「自分のすぐ前には何があるのだろう。」
つまり、今、どのような状況や人間関係が与えられているのかを考えるのだ。
この質問は、過去を後悔したり、未来を恐れたりすることから、私たちの人生にとって、神がなされる事は何かという点に立ち帰らせてくれる。

これは、神が燃える柴の中からモーセに尋ねた質問に似ている。
モーセは、思い煩っていた。
自分の弱さを知っていたモーセは、イスラエルの民をエジプトの奴隷から解放するようにという神の召しに恐れをなしていた。

神は、ただ「あなたの手にあるそれはなにか」とモーセに尋ねられた。
彼の注意を不安からそらせ、目の前にあるもの、つまり羊飼いの杖を見るようにされた。
神はご自分が、ありふれた物を用いて奇跡を起こし、信じない人々を促すことができると示された。
モーセの神に対する信頼が増すにつれて、神はさらに大きな奇跡をモーセによって起こされた。

過去の失敗ばかりを考えるのはやめよう。
未来に対して恐れてばかりいるのはやめよう。
神の質問を思い出して欲しい。
「あなたの手にあるそれは何か。」

私たちのため、そして神の栄光のために、神が用いられるものはなんだろう。
私たちの現在の状況や人間関係は、どのように用いられるのだろう。
確かに過去は変えることはできない。
将来を心配しすぎると、現在が台無しになってしまう。
これらを神にゆだねよう。
そして、あなたの人生も。

God Bless You!!


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