2013年6月7日(金)
『イエスは彼らに言われた、「そうだ、聞いている。あなたがたは『幼な子、乳のみ子たちの口にさんびを備えられた』とあるのを読んだことがないのか」』マタイによる福音書21章16節
イエス様が、ロバに乗ってエルサレムに入られた時、宗教指導者達は、前代未聞のひどい誤解をしていた。
彼らは確かに豊富な神学的知識を持っていたけれど、イエス様がどういうお方かまったくわかっていなかった。
だけど、子ども達は違っていた。
「ダビデの子にホサナ!」と叫んで、イエス様を歓迎した。
誰もまだ乗った事のないロバの子に乗って来るお方が、約束されたメシヤだと信じていたのだ。
この子ども達は、世の罪のために死のうとしておられる子羊に賛美を捧げた。
彼らは、「救い」というイエス様の使命を十分に理解してはいなかっただろう。
だけど、心から喜んでイエス様を迎えた。
子どもが、信仰にかかわる教訓を与えてくれる事がある。
イエス様の聖いご人格が、子どもの柔らかい心に触れると、無邪気で偏見がないために、彼らはイエス様を簡単に信頼する事ができる。
大人は、多くの知識があると思っている。
教会生活の経験が豊富で、間違いをせず、良いクリスチャンであろうと努めている。
だけど、もしイエス様が私達のところに来られたら、私達は果たしてそのお方がイエス様だとわかるだろうか。
過去の宗教指導者達のように、その豊富な知識のために、大きな間違いを犯してはいけない。
子どもには先入観がない。
だけど、真実で良いものはすぐにわかる。
私達には、すべての言葉と行いにおいて、子ども達のような信仰が必要なのだ。
God Bless You!!
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