2013年5月13日(月)の手紙

2013年5月13日(月)


『主はモーセに言われた、「あなたは、なぜわたしにむかって叫ぶのか。イ スラエルの人々に語って彼らを進み行かせなさい』出エジプト記14章15節


こんな事が起こったら、まさに滑稽だ。

ある女性が、夜中に陣痛が始まった。
病院に行かなくてはと夫をゆり起すと、彼はベッドから飛び上がった。
そして、ひざまずくと「さあ、一緒に祈ろう」と言った。
そこで彼女は、「今は祈る時じゃなくて、着替えて病院へ行く時よ」と言っ た。

そう。
それは、行動の時なのだ。

この話は勿論、作り話だけれど、神様がモーセに「あなたは、なぜわたしに むかって叫ぶのか」と言って、イスラエルの民に伝えようとされたメッセー ジのようだ。

パロは、イスラエルの民にいったんはエジプトを脱出する許可をしたけれ ど、すぐに気が変わってしまった。
そして、彼らを連れ戻そうと軍勢を率いて彼らを追跡した。

イスラエルの民は、その軍勢が迫ってくるのを見て怖くなってしまった。
紅海が彼らの行く手をさえぎっていたからだ。

だけど、今は、神様に泣きつく時じゃない。
行動する時。 海の真ん中の乾いた地を進み行く時だった。

私達は、祈りを決して軽く扱ってはいけない。
だけど、何事にも時がある。
祈る時も、行動する時もそうだ。

行動しなければならない事がある時に、ただじっと祈るだけで終わらないよ うにしよう。
祈り終わって、立ち上がる時、それは行動する時かも知れない。

God Bless You!!

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