2012年4月30日(月)

2012年4月30日(月)


『わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、わたしたちの負債をもおゆるしください』マタイによる福音書6章11節~12節


私達は、憐れみを必要としている罪人だ。
力も足りなくて、悪戦苦闘している。
そんな私達に、イエス様はこう祈るように教えられた。
「私達の負いめをお赦しください。私達を試みに会わせないで、悪からお救いください」

私達は、誰もがこれまで過ちを犯してきた。
私達は、皆、これからも過ちを犯すだろう。
私達の中で、一番の善人と悪人の差は、ほんの紙一重に過ぎない。

だからパウロの勧告を真剣に受け止めるのは賢明な事だ。
「それだのに、あなたは、なぜ兄弟をさばくのか。
あなたは、なぜ兄弟を軽んじるのか。
わたしたちはみな、神のさばきの座の前に立つのである」

私達の隣り人は、憐れみを必要としている。
彼らは、私達にその事を思い起こして欲しいと願っている。
私達に赦しが必要なように、彼らにも赦しが必要なのだ。

どんな人間関係においても、正義を求める事が関係をそこなう時がある。
点数をつける事が、怒りの炎をかきたてる結果に終わるだけの時がある。
そんな時、私達にできる最善の事は、私達の隣り人を受け入れ、自分に与えられたのと同じ憐れみを与える事なのだ。

God Bless You!!


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