2011年12月3日(土)

2011年12月3日(土)


『この神こそ、その道は完全であり、主の言葉は真実です。主はすべて寄り頼む者の盾です』詩篇18篇30節


神のなさる事は完全で、その言葉には偽りがない。
そして、神を信頼する者を神は守られる。

この世に「完全」なものが存在するだろうか。
私達の知りうる限り、嘘をついた事がない人を見た事がない。
そして、自分の命を失ってでも私達を守ってくれる友を持つ者は少ない。

神はそのすべてを持ち合わせている。

時には、私達が求めている事を神がしてくださらない時、それを受け入れる事は容易ではない。
けれども信仰とは、神は私達の人生を私達よりもよくご存じで、完全な道を準備されていると信じる事だ。
失望は期待を新たにする事で癒されると聞いた事がある。

こんな話がある。
ある人が、歌うインコを探してペットショップに出かけた。
彼は独り者で、家が静か過ぎるからという事らしかった。
店の主人は、お客さんにおあつらえむきの鳥がいますよと言ったので、男はそれを買って帰った。
翌日、男が仕事から帰ってくると、家は美しい鳥の歌で満ちていた。
男はとても満足した。

彼は餌をやろうと鳥かごに寄り、その時はじめて、インコが片足だけなのに気がついた。
彼はまんまと騙されて一本足の鳥を売りつけられたと、腹を立て、店に電話して文句を言った。

「お客さんはどんな鳥が欲しいんですか」店主は男に訊ねた。
「歌える鳥ですか。それとも踊れる鳥ですか」

私達も同じ過ちを犯していないだろうか。
求めていたものが与えられているのに、自分の思うようでないからと言って文句を言う。
でも、神は偽りなく真実に私達に応えておられる事を忘れてはならないのだ。

God Bless You!!


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